全身ハイブランドのコーデのダサさ
気づかない理由やダサい理由を解説。
ファッションが多様化した現代において、個性を持つことは非常に大切です。しかし、全身ハイブランドコーデに関しては、万人受けしなくダサいとされています。また、ダサいことに気づいていない人が多いのが現実でしょう。そこで本記事では、全身ハイブランドコーデがダサい理由と、なぜ日本人が気づかないのかを解説します。
全身ハイブランドコーデがダサい理由は次の通りです。
●金持ちアピールに見える
●ハイブランドは日本人に向かない
●20代の無理したファッションの代表
●コピー商品が横行している
それぞれ詳しく見てみましょう。
ハイブランドは、いわゆる高価格帯のブランドのため、高級感を演出できるのが強みです。しかし、全身コーデをしてしまうと主張が強すぎるため、周りからは単なる「金持ちアピール」に見えてしまいます。そのため、単なる自己満足の他人に自慢したいだけのコーデになってしまうのでダサいと言われています。
そもそも、ハイブランド自体が日本人に向いていないこともダサい理由の一つ。スタイリッシュなデザインのハイブランドは、高身長な海外の人に最も似合います。海外の真似をしても上手に着こなせないため、ダサいと言われるのです。
全身ハイブランドは「成功した大人のファッション」イメージが強く、若い人が憧れることが多いです。そのため、社会人なりたての20代の方が全身コーデをすると、無理をしている感じを印象付けてしまうため、周りからはダサいと思われてしまうのです。
最近では、ハイブランドの精巧なコピー商品が溢れています。また、偽物でも大丈夫と考える人も多く、気にせずコーデに取り入れられています。そのため、全身ハイブランドで固めると「コピー商品で固めている」と勘違いされ、やりすぎ感からダサいと思われてしまうのです。
そもそも、なぜ日本人は全身ハイブランドを辞めないのか、こちらで理由を見てみましょう。
理由の一つとして、バブル時代への憧れが強いことが挙げられます。80年代から90年代前半は、ファッションは基本的にブランド物で固めるのが主流でした。また、海外ハイブランドを着ることは、成功の証であり若者の憧れでもありました。そのため、現代においても名残が残っており、全身ハイブランドをダサいと感じない人が多いのです。
海外セレブは、現代においても全身ハイブランドを着こなすことがあります。しかし、着る場面はパーティーやドレスコードが必要な場面だけであり、普段は基本的にシンプルなカジュアルスタイルです。日本人は、ドラマや映画でこういったシーンを良く見るため、全身ハイブランドを着る海外セレブへの憧れから勘違いしてしまうのです。
ハイブランドを着ることは、決して悪いことではありません。ハイブランドを使いたいのであれば、主張を抑えたコーデがおすすめです。また、基本的にはワンポイントでブランドを取り入れるのが良いでしょう。
ハイ&ローコーデなど、価格帯の違うブランドと組み合わせることで、嫌味に感じないハイブランドの着こなしが可能です。
ハイブランド独特の「高級感」や「大人」の印象を、他のブランドで表現できれば全身コーデをしても問題はないでしょう。こちらでは、ハイブランドに近い雰囲気があるミドルブランドをご紹介します。
ハイブランドと雰囲気が似ているブランドとして、AT MODERNは非常におすすめです。2021年にスタートした新ブランドですが、大人のモテるファッションを体現できるアイテムを展開しています。また、製法にこだわっており、品質面でも高い評価を得ています。
ハイブランドに感じる「高級感」と「大人」の両方を兼ね備えているブランドでありながら、嫌味に感じない魅力があるため、きっとダサくない全身コーデを楽しめるでしょう。
この記事では、全身ハイブランドコーデのダサい理由と、なぜ日本人がするのかをお答えしました。全身ハイブランドコーデはダサいですが、ファッションの楽しみ方の一つであることは確かです。個性あるファッションとして、周りの評価を気にしないのであれば問題は無いでしょう。しかし、ダサいと周りから見られている事実は知っておくべきです。知ることで、少しでもダサくないファッションを見つけることにも繋がるでしょう。この記事を参考に、全身ハイブランドコーデの考え方を変えて貰えれば幸いです。